コラム

column

クレメダンジュとは?白いケーキのおすすめアレンジ術をご紹介

2023年08月08日

白いクリームが美しいクレメダンジュ。クレメダンジュを初めて見た方のなかには、「クレメダンジュってどんなスイーツ?」「クレメダンジュの名前の由来は?」と疑問に思う方も多いでしょう。
そこで今回は、クレメダンジュについてご紹介します。
クレメダンジュの特徴やレシピなど知りたい方は、本記事を参考にしてください。

クレメダンジュとは?白いケーキのおすすめアレンジ術をご紹介

クレメダンジュとは

クレメダンジュは、別名クレームダンジュとも呼ばれる白い見た目が特徴のスイーツです。
クレメダンジュについて、以下で詳しくご紹介します。

クレメダンジュの特徴

クレメダンジュは白さが美しく、その見た目はレアチーズケーキを連想させるでしょう。
その白さの正体は、クリームとメレンゲを合わせてつくるムース。
やわらかい舌ざわりは、一度食べたらやみつきです。

クレメダンジュは、フロマージュブランに生クリームなどを合わせて作られます。
フロマージュブランはカッテージチーズや水切りヨーグルトなどで代用可能。
さっぱりとした味でチーズ特有のクセがなく、あっさりと食べられるのが特徴です。

なかにはトロっとしたジャムが入っており、白いクリーム部分だけを楽しんだり、中のソースと合わせて食べたりと、好きな食べ方で楽しめるのが嬉しいスイーツ。
シンプルな味は、食後でも胃もたれせずとても食べやすいです。

クレメダンジュの歴史

クレメダンジュは、フランスのアンジュ地方の郷土菓子の1つ。
もともとの生地にはジャムは入っておらず、生クリームと卵白のみで作られていたスイーツです。

フランス語表記では「cremetd’anjou」でcremetは「クリーム・クリーム状のもの」を指し、d’anjouは「アンジュ地方の」といった意味があります。
また、クレメダンジュは、フランスで「神様のごちそう」と呼ばれているデザートです。

クレメダンジュは手作りできる

口の中でなめらかに溶けるクレメダンジュ。
現在はコンビニのデザートコーナーやレストランのスイーツメニューで見かけることも増えましたが、実は手作りして自宅ですぐに食べることができます。

手作りすれば、中のジャムを好きなフレーバーに変えられ、オリジナルのクレメダンジュが作れますよ。
40分程で満足感たっぷりの美味しいクレメダンジュができるので、ぜひチャレンジしてみてください!

美味しいクレメダンジュのつくり方

<材料>
・カッテージチーズ 200g
・レモン果汁 小さじ2杯
・フレッシュクリーム36% 100g
・卵白 100g
・粉砂糖 50g
・冷凍ブルーベリー 100g
・グラニュー糖 30g

<用意するもの>
・鍋 1つ
・茶こし 4つ
・ガーゼ(20×20cm) 8枚
・ボウル 3つ
・氷水用ボウル 1つ
・ハンドミキサー

➀鍋にブルーベリーとグラニュー糖を入れ弱火にかける。
とろみが出てきたら火を止め、よく冷ます。
②深めの茶こしを用意し、濡らしたガーゼを敷き詰めておく。
③ボウルに生クリームを入れ、氷水にあてながら泡立てる。(8分)
④別のボウルにカッテージチーズとレモン汁を入れ混ぜ合わせる。
③の生クリームを数回に分けて加える。
⑤別のボウルで卵白をほぐし、粉砂糖をひとつまみ加える。
ハンドミキサーで泡立てる。
⑥⑤が白っぽくなったら、残りの粉砂糖を数回に分けて加え混ぜる。
⑦④に⑥で作ったメレンゲを数回に分けて加え、軽く混ぜる。
⑧②で作った容器の半分に生地を入れ、上にブルーベリーソースをのせる。
(ティースプーン1杯分を真ん中にくるようにのせると良い)
⑨残り半分をブルーベリーが見えなくなるようにのせる。
⑩生地を敷いていたガーゼで包む。茶こしは容器に入れ、生地を冷やす。(冷蔵庫で2時間)
⑪ガーゼを剥がし、ひっくり返してお皿に盛り付ける。(※1)

(※1)富澤商店 クレームダンジュ

クレメダンジュにもう一工夫!おすすめアレンジ術

クレメダンジュを食べる前に、一工夫してみてはいかがですか?
おすすめのアレンジ術は、以下のとおりです。

・色付きのお皿を選ぶ
・中のジャムを変えてみる
・クレメダンジュのまわりにフルーツを添える

白い見た目が特徴のクレメダンジュは、色付きや模様付きのお皿に盛り付けるのがおすすめ!
より白さが際立ち、見た目の美しさがアップするでしょう。
生地の間に挟むジャムをアレンジしてみると、新たな出会いがあるかもしれません。
おすすめのジャムは以下のとおりです。

・ブルーベリー
・ラズベリー
・ストロベリー

粒を少し残すように煮詰めると、ベリーのつぶつぶとした食感が楽しめますよ。
アレンジが楽しめるのも、手作りの特権です。
盛り付ける際は、クレメダンジュをお皿の中央より少し端に寄せ、まわりにフルーツを盛り付けてみてはいかがでしょうか。
クレメダンジュの白さにフルーツの華やかさが加わり、見た目にも美味しいスイーツの完成です。

まとめ

クレメダンジュは、白さが美しいなめらかなクリームが特徴のフランス発祥のスイーツ。
フロマージュブランに生クリームなどを合わせて作ります。
また、食べたらハマってしまうクレメダンジュは、おうちで簡単に作れるのも嬉しいポイントです。

ちょっと贅沢なデザートを楽しみたいときはもちろん、親戚やご友人など大切な方へのおもてなしデザートとして出すと喜ばれること間違いなし!
クレメダンジュについて知りたい方や手作りしてみたい方は、本記事を参考にしてください。